■霧島便り92
【つくし】

写真は霧島高千穂の土筆。
山の斜面で出会いました!
かわゆい
かわゆい
頬ずりすりすり\(^o^)/
つくしは、若茎と頭部を食用できます!
摘んでから時間が経過すると繊維が固くなって風味も落ちますので、なるべく早く調理するとが良いでしょう。
つくしは親であるスギナと同様、排毒効果の高い、春の恵みです。
つくしはシダ植物で、陰性です。(スギナも陰性です)
胞子茎を「土筆(つくし)」とよび、早春の地上に約10~20センチ程度の丈で生えてきます。
茎に密着した葉が、節の周りを、袴のようにはっています。調理する際には、この袴を取って使います。摘み取るタイミングは、先端部に位置する胞子嚢穂(のうすい)が胞子を放つ前がよいでしょう。
調理では、軽く茹でてから、お浸しや和え物などに用います。
つくしには、鉄分やカリウムが多く含まれており、その含有量はホウレン草に近いとされています。
ビタミンE、パントテン酸、食物繊維などは、ほうれんそうの2倍以上含有されている研究結果もでています。(ただし、アクを抜くことにより、カリウム、鉄、ビタミンCなどの栄養素は、半減します。)
ビタミンEは、老化防止にも有効で、健康に生体膜を維持して、赤血球の溶血を防ぐ効能も期待できます。
スギナ茶は、過去に何度も講演などで紹介してきましたが、つくしもなかなかおつなものです。
最近のひとたちは、つくしを食することなど滅多にないようです。
たまには自然に足を運んで、摘ませていただいた春の恵みを調理してはいかがでしょうか。(※摘み取る場所には動物の糞尿などにご注意を!)
あー
まっこと
ありがたい。
木津龍馬