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霧島便り

■霧島便り55

【太陽と月光】



木津龍馬


木津龍馬


2012年辰年最後の満月。


ありがたいことに

ここ霧島にも

そのお姿をお見せくださいました。



お月さまは

人類がうまれてから
ながいながい年月の間

闇夜に光ることからでしょうか

ときに恐れられ

ときに忌み嫌われ

ときに尊ばれてきました。


太陽の光は存在のすべてを照らし、白日のもとへさらし、影をつくります。


植物は光合成をうながされ、酸素を供給します。


しかし、月光は


存在のすべてはさらさずに
見たいものしかみせないように蒼白く照らします。

海の生物の中には、はるか昔から、満月にしかタマゴを産まないものもいるようです。



お月さまが
自律神経に関わる副交感神経と、深い繋がりのあることを解明されてから、たかだか数百年。


お月さまが
潮の満ちひきに深い繋がりをもつことが解ったのもここ数百年。



まだまだ

お月さまのお働きは

人智のおよばないところに

たくさんあるのかもしれません。


光あるところに影があり

太陽の裏には月があり

陽のあるところに陰あり。


二枚目の写真は

お月さまが二重にもみえるから不思議です。


感謝。



木津龍馬 拝

調和力ごはん