■霧島便り401
【被災地にて】
「なぜこんな目にあうのだ」
「人は何のために生きるのか」
ということは、こちら側から問うことはできないのだと思う。
「宇宙から」つまり「人生から問われていること」に「全力で応えていくこと」が、できるか否かだ。
それは、直接的にいえば「自分の人生に与えられている使命をまっとうする」という意味に他ならない。
人を必要とする「誰か」がいる。
人を必要とする「何か」がある。
自分に「誰か」や「何か」のためにできることは何だろうか。
それに全力で応えていくことが「自分らしい」と思うのだ。
そうすれば自分の人生に与えられた「使命」をまっとうするために、「もがく」こともできるし、
僕たちの元に、いつ何時も送り届けられている「意味と使命」を発見して具現化することもできるのだ。
人類の歴史上、先人たちが経験したことに比べれば、僕の痛みなど、取るに足らないことだということもよくわかる。
「運命」は、「理解して己で引き受けるもの」だ。
置かれている状況が、真っ暗闇だとしても、希望を捨てて投げやりになる気など、僕には全く起きない。
なぜなら、未来のことは誰にもわからないし、次の瞬間に自分に何が起こるかもわからないからだ。
たとえ、明日、劇的な変化が期待できないとしても、自分を信じていれば、チャンスは前触れなくやってくる。
ほとんどの人が、それを体験し、よく知っている。
未来は未定だ。これは、ただただ有難いことだ。
僕たちの命が生きることには、常にどんな状況でも意味がある。
今、この瞬間、僕たちは、誰かの「まなざし」に見護られている。
「誰か」とは、宇宙であり、神であり、家族であり、友であり仲間である。
その見護る「誰か」を失望させてはならない。
僕たちは誰一人として、意味もなく苦しみ死ぬことを望んでいない。
自分に挑戦し続けることこそが、勇気と希望を自分に与えるのだ。
「どんな悲惨な状況の中」だとしても、だ。
ニーチェは
「何故生きるかを知っている者は、どのように生きるかということにも耐える」と言った。
運命を引き受け、努力するに値するような目標や夢を持つことに「意思決定」したときに、苦しみを乗り越える力となるのだ。
日本では、1年間に3万人以上の人が自殺する。
自殺未遂を入れると、おそらくその10倍はいる。
苦しいことに直面し、「死にたい」と思った人は、さらにその100倍いるだろう。
「あなたに私の何がわかる!!」という言葉も愚問だ。
苦悩は誰にでも必ず訪れる。
苦悩は人間の「能力」のひとつでもある。
そして、苦悩を乗り越えたときこそ、そこに光を見いだすのだ。

被災地にて
木津学
☆FMきりしま・PCでも聴けるようになりました☆
※FMきりしま無料アプリダウンロード(全世界でスマホ&PCで聴けます)
http://fmplapla.com/fm-kirishima/
★皆さまからのメッセージお待ちしております!★
【木津龍馬・担当番組】
★腸能力のお話し、活性酸素除去のお話し満載!
※『霧島を食べよう!食育ラジオ勉強会』毎週水曜日・PM9時~PM10時(天下の名水関平鉱泉水提供)
※※再放送:毎週日曜日・AM8時~AM9時
★mental&physicalのお話しです!
毎週金曜日 夜9時より放送(ヨガと骨盤ケアのアルカヤ・アイウィンド提供)
※「weekend MOON drops『月の雫』」
※※本放送:毎週金曜日PM9時~PM10時・再放送:毎週土曜日PM9時~PM10時
※『プラきりイブニング』毎週火曜日・PM5時~PM7時:再放送なし(霧島市・株式会社ユピテル・空港自動車道学校、その他提供)
※『母なる地球へ~霧島より愛をこめて』毎週火曜日・PM9時~PM10時(株式会社湘南アイビー提供)
※※再放送:毎週日曜日・PM9時~PM10時