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霧島便り

■霧島便り359

【食事で予防する脂肪肝】



アルコールの飲み過ぎ=成人病と認識している人が多いと思います。

もちろん、成人病との関係は重大な問題ですが、お酒が大好きなひとにとっては、「健康管理」という名のもとに、お酒を無理にやめるとかえってストレスが増大してしまうことでしょう。


僕自信はアルコールを一滴も飲みませんが、それは健康管理のためではなく、単にアルコール分解酵素が無いことと、嗜好の問題に過ぎません。


お酒の飲みすぎは、脂肪肝や肝炎など、肝臓の病気に深く関わっています。

肝臓の細胞に必要以上の脂肪が蓄積された状態を脂肪肝といいますが、これを放っておくとアルコール性肝炎を招き、さらには肝硬変を惹き起こします。

肝臓はビタミンやグリコーゲンなど、色々な物質を溜める働きをする臓器です。
しかし、本来は「脂肪」を溜めないようにできています。

作られた脂肪は、コレステロールを含む「リコタンパク」とともに運び出されるシステムになっています。
脂肪肝になるのは、そのシステムのエラーというわけです。

リコタンパクを運び出す能力は、あらかじめ遺伝的に決まっています。脂肪の量がその能力に適切なら、肝臓に脂肪が残ることはありません。

ところが、日常的に偏った食事や、浅はかな知識でよかれと思って使っていた調味料、健康食品過多で、脂肪を合成する働きが、運び出す能力を上回ってしまうことがあります。

そこで余った脂肪が肝臓に溜まってしまうわけです。
特に、「アルコール代謝」をするときに、そういった状態になりやすいので、お医者さんたちは脂肪肝の患者に対して、「お酒をやめなさい」と言うのです。


たしかに、アルコールを断つことによって、二週間ほどで肝臓は元の状態にもどります。

しかし、脂肪肝を解決する方法は、「断酒」だけでは無いことを知っておいてください。

好きなお酒をやめなくとも、適切な栄養素を十分にとっていれば、肝臓は正常に機能します。



その適切な栄養素とは、、、、


ビタミンB群に属する「コリン」と「イノシトール」という二つの抗脂肪肝因子で、「レシチン」にも含まれる物質です。

また、アルコールを代謝するときには「ニコチン酸」というビタミンも消費されます。

つまり、

脂肪肝が気になる人が飲酒したい場合は、なるべくビタミンB群や、レシチンを多く含んだ「豆類」「豆腐」「チーズ」「なまり節」「味噌」「漬け物類」「豚肉」などのツマミを食べながらお酒を飲めばよいのです。

これらと黒酢や麹をコラボレーションして使えば無敵です。

国際中医師 木津学





木津龍馬




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