■霧島便り271
【霧島山最大の火口湖】
御池(みいけ)は約4600年前に起こった噴火の火口に地下水がたまってできた湖。
噴火にともない噴出した軽石は「御池ボラ」ともよばれ、宮崎高原町はもとより20キロ以上離れた都城市の中心部にも、約1メートルの厚さで堆積している。いわゆるシラス台地である。霧島山系の水である、鹿児島、宮崎の湧き水にシリカが多く含まれるのは、この火山噴火の恩恵によるものた。
御池には、初代天皇の神武天皇が幼少の頃遊んだ伝説から、皇子港という名付けられた場所もある。
また神龍伝説も数多く残っている。
1843年「三国名勝図会」には、霧島山岳信仰の基盤を創った「性空上人(しょうくうしょうにん・910~1007年)」が、御池のほとりで修行中に九頭の神龍が現れ、上人に宝珠を渡したとの記述がある。
この御池も、こどもの頃から慣れ親しんだ場所だ。
木津学

※つるぞえひなたくんを救う会からのご報告です
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(平成26年3月5日現在)
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