■霧島便り260
【早朝の公衆トイレ】
朝5時。
福岡から宮崎へ。
玄海灘には
大きなお月さまが輝いていた。
西を右手に九州道を下りながらお月さまがみえる。
熊本との県境に入ると、左手にみえる東の山々の背中が朝陽で薄いオレンジ色に染められた。
途中、パーキングの公衆トイレ前で若いお父さんと高学年の小学生であろう男の子が何やら不満そうに話している。
どうやらその男の子は、「大」がしたいらしいのだが、あいにく洋式トイレがすべてふさがっていた。
父親が「和式が空いているから、用をたしてきなさい」となだめるのだが、男の子は「いやだ!和式ではできない!でない!」と駄々をこねる図だったのだ。
なんたることか。
このようなこどもたちが増えているんだろうな。
たかが便所。
されど便所。
まいったね。
木津学
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