■霧島便り235
【手のひらを太陽に】
「あれマツムシがないている~♪♪ チンチロチンチロチンチロリン♪♪」
そうです。写真は霧島のアオマツムシ。実際には「リ~ンリ~ン」と鳴きます。
アオマツムシ、実は、外来種。明治時代に中国から持ちこまれたと考えられています。おそらく、輸入材木あたりにでも卵がついていたのでしょう。
街中でもアオマツムシは住み着きますが、めちゃめちゃ警戒心が強く臆病で、至近距離からの撮影は超困難だそうです。
木津は虫小僧(虫おやじ)なので大丈夫みたいです。
アオマツムシが好んで済む場所は、樹の上で、食べ物は葉っぱです。特にサクラの葉っぱが大好物とは、これいかに。なかなかイカしています。
下記の歌詞には「マツムシ」は登場しませんが、読んでいたら泣けてきました。
「アンパンマン」の作者こと、やなせたかし先生が作詞をしております。
ご紹介します。
「手のひらを太陽に」
やなせたかし 作詞
いずみたく 作曲
ぼくらはみんな
生きている
生きているから
歌うんだ
ぼくらはみんな
生きている
生きているから
かなしいんだ
手のひらを太陽に
すかしてみれば
まっかに流れる
ぼくの血潮(ちしお)
ミミズだって
オケラだって
アメンボだって
みんな
みんな生きているんだ
友だちなんだ
ぼくらはみんな
生きている
生きているから
笑うんだ
ぼくらはみんな
生きている
生きているから
うれしいんだ
手のひらを太陽に
すかしてみれば
まっかに流れる
ぼくの血潮
トンボだって
カエルだって
ミツバチだって
みんな
みんな生きているんだ
友だちなんだ
ぼくらはみんな
生きている
生きているから
おどるんだ
ぼくらはみんな
生きている
生きているから
愛するんだ
手のひらを太陽に
すかしてみれば
まっかに流れる
ぼくの血潮
スズメだって
イナゴだって
カゲロウだって
みんな
みんな生きているんだ
友だちなんだ
泣けるっしょ。
木津龍馬
木津学 拝


