■霧島便り181
【仮面ライダー・バッタ】
本日突然に、部屋のラジオも携帯電話も車のCDデッキもカーラジオもぶっ壊れました。
さて、どーしたもんかと考えていたら、でっかいバッタ君がジムニーのアンテナにとまっているではありませんか。
思わず「お~ぉ~!仮面ライダー!」と叫んでいました。
僕は初代仮面ライダーが大好きなのです。いわゆる1号ライダー。白ラインが2本入っているやつじゃなくて、原作の黒に近い深緑色仮面ライダー。さらには、初代ウルトラマンも大好きです。最終回にウルトラマンが、ゼットンに負けた時なんざ、めっちゃ泣きました。そしてゾフィー兄ちゃんが倒れたウルトラマンを迎えに来て、ウルトラの星に帰る姿なんざぁ、感動大泣きでした。
他にはスペクトルマン(番組題名は宇宙猿人ゴリ)やキカイダーなど、胸ワクワクでテレビにかじりついていました。ウルトラマンは怪獣を倒したあと、シュワッチと空に飛び立つエンディングが爽やかですが、スペクトルマンは必殺技のスペクトルフラッシュを放つとエネルギーが切れて倒れてしまうダークヒーローです。しかも敵にすぐに負けたり、相討ちが多い。
キカイダーはまだ未完成の人造人間で、身体半分の機械(内臓)がむき出しのこれまたダークヒーローです。そんで主人公がギターを抱えてサイドカーに乗っている、なんともハイカラな設定なのです。
ムーミンのスナフキンには、幼少の頃よりめちゃくちゃ憧れていたし、ミー姉さんにも恋をしました。
孫悟空もめちゃくちゃ好きでした。悟空といってもドラゴンボールではなくて、昭和40年代に西遊記をアニメにした「悟空の大冒険」というふざけたやつです。
この悟空がまた、やんちゃでいうことをきかず、悪さをするたびに、お師匠さまの呪文とお釈迦様の遠隔操作によって、頭についた金のわっかが締め付けて悟空がのたうちまわってゴメンナサイをするのです。
僕は子どもながらに、「悟空はバカだね~。あ~かわいそう。頭悪いね~。」と同情しながらも、みょーに共感していたのでした。
なぜなら、アニメの悟空はちょーチビっこだったからです。僕は中学入学時の身長が、136センチしかなくて、小学校のころは、さらにさらにチビっこだったので、あだ名でポケくん、とか悟空とか呼ばれていたのです。チビっこの僕を、両親もさぞかし心配したでしょう。まさかそんなチビっこが175センチを超えるとは夢にも思わなんだ。最近、2センチ身長が伸びたことが発覚し、40超えても背が伸びるのかー、と人体の不思議に感動中です。
と、なーんかこうやって書いていたら、当時から何にも変わってない気がしてきました。
いんや、変わってないし、成長していないことを確信してしまいました。
まったく中医学とは関係ありませんが、かなり、当時からヒーローものに影響を受けていたおバカだということが自覚できた次第です。そういえば、忍者カムイ伝や明日のジョーや、タイガーマスクにもめちゃくちゃはまっていました。
ありゃりゃ。これまたダークヒーローですな。昔っからアンダーグラウンド~。
ついでに、アメリカものではスーパーマンやスパイダーマンにはピンとこなくて、一番がっつりジワ~っとくるのがバットマンとアイアンマンなのです。
これには続きがあるのですが、それはまた今度。
では。
おやすみなさい。
