■霧島便り164
【撫子】


なでしこ
大好きなひびき
花言葉は
「長く続く愛」
「貞節」
「純粋な愛」
「才能」
「謙虚」
「無邪気」
一説によれば「我が子を撫でるように」かわいい花であることから、この名前になったといわれる。
原種はピンク色の可憐な花が基本になる。
陽当たりのよい、野、山、高原のどこでも見かける撫子を「河原撫子」とよぶ。なぜ「河原」かは不明。
中国から渡来した唐撫子(からなでしこ)、在来種を大和撫子(やまとなでしこ)と呼ぶ。
その他、美女撫子など多数。
※Dianthus superbus
「superbus」~気高さ、堂々とした。
「Dianthus(ダイアンサス)」~ギリシャ語の「Dios(ギリシャ神話に登場する神・ジュピター)」+ 花「anthos」が語源で、『ジュピターの花』という意味。
※ピンクという色の語源。
ダイアンサスの花には、英名で「pink」という名もあり「輝く目」という意味がある。
久方の
雨は降りしく
撫子が
いや初花に
恋しきわが背
万葉集 大伴家持
木津龍馬