■霧島便り148
【霧島便り番外・再会】
昔むかし
神奈川に住むある少年(青年?)に出会いました
当時彼は19歳くらい
受験、就職に失敗し、ひきこもり、親兄弟への暴力と何でもあり
彼に関わったとき、それはそれは酷いことを僕は行いました
アカの他人でありながら
本気で取っ組み合いを何度もしました
詳細はとても書けない内容です
お節介オヤジ全開で、関わる動機など情でしかありませんでした
何とか表に連れだし、社会復帰リハビリよろしく、彼とともに真夜中の工事現場で働きました
なんというこでしょう…(大改造!!劇的ビフォーアフター風)10数年ぶりに彼と熊本阿蘇近くの工事現場で再会したのです
「木津さん、なんでここにいるんですか!?」
「なんでおめぇこそ熊本いんのよ?」
てな感じです
「オジキの会社の手伝いです。木津さん、なんで現場来たんスか?また誰かを連れて土方スか?」
「うんにゃ 社会勉強」
「ふーん、木津さんもうイイ歳っしょ 落ち着いた方がイイっすよ」
「…(-_-;)」(てめぇ…このヤロウ…痛いとこ突きやがる…(T_T) 九州の山奥で聞く標準語がやたらカンにさわるぜ…(ToT))
当然、大人な僕は笑って聞き流します( ̄^ ̄)エッヘン!
正直いうと、彼に恨まれていると思っていました
だってめちゃくちゃしたもん
彼は自堕落な生活に自分自身でピリオドを打ち、現場で働く逞しい30歳の男になっていました
今なら確実に、僕のほうがボコボコにされるでしょう(*_*)
あれからずっと日本中の工事現場で働き、震災のときも東北で道路復旧に従事したとのことです
なにより、這い上がった姿が美しいのです
よかった~
泣いちゃいました
僕には子どもがいないので、こんなのよけいにたまらんです
てげうれしいっちゃー
ありがとう
ありがとう
ありがとう
あーーうれしぃよー(ToT)
そういえば、もうじき愛すべきアンポンタンのリング復帰だ
押忍
木津龍馬

