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霧島便り

■霧島便り147

【イチゴのちから】




木津龍馬


木津龍馬


写真はわが家のイチゴ。

実も花もかわゆいでしょー!(^o^)/


イチゴは陰性。
主成分はビタミンC。


甘酸っぱくて美味しいイチゴですが、なーんと!葉っぱもスゴいのです!

あまり知られてはいませんが、イチゴの葉は足にできる「魚の目」の除去に大活躍なのです。

ネタバレしますと、僕が20歳くらいのときにアボリジニに教わった方法です。まだ今のように観光的にも整備されていない時代です。
もっとも、その時はイチゴの実(野生)そのものを食べる話が主ではなく、イチゴに群がる彼らの貴重な蛋白源である「アリ」を食する方法の話が重要な内容でしたけど…(T_T)

イチゴの葉に岩塩を少量加えてもんで、浸透させます。それを魚の目に貼り付け、1時間ごとに貼りかえると、早くとり除けます。夜就寝前や、休みのときにぜひ試してください。(これは霧島の食育プログラムで受講生の皆さまと一緒にいただいた、木苺やヘビイチゴにも使える類似法ではありますが、今回は普通に苗で売っているイチゴの葉っぱでの方法として利用してください。)

また、果実のビタミンCやクエン酸が疲れをとりのぞきますから、風邪予防に「イチゴ酒」という方法もあります。これは、食べきれずに余ったり、ちょっと鮮度が落ちてきたときに重宝します。
 
イチゴ約200gをヘタをとって洗って器にいれます。その中に羅漢果糖約10~30g(オリゴ糖なら約50g)、日本酒(orホワイトリカー)約400~500cc、レモンの輪切り3~5枚を加え、鍋に移して10分ほど煮詰めます。冷ましてまた器に移して保存し、3~4日後にはピンク~薄茶色のいちご酒が出来上ります。悪寒が走ったときや、疲れたときにお湯割り、氷割りで飲むと、ぐっすり眠れ、汗をたくさんだすことができます。(※アルコールが苦手な方は避けてくださいね。)

イチゴは、メラニン色素が増加するのを抑える働きもあります。しみ、そばかすが気になる人はイチゴだけではなくとも果物類で、ビタミンCをとるようにしてください。(当然他の食材と陰陽バランスを考えて)

 
また、イチゴを保存するときは、洗ってへたを取ったあと、少し水分のあるうちに、羅漢果糖(オリゴ糖)をまぶして糖分を浸透させておくと、冷蔵庫で凍らせてシャーベットとしても利用できます。冷凍用の袋(フリージング袋)に入れると、かなりの長期保存が可能です。


イチゴのマメ学習おわり~\(^o^)/



木津龍馬

調和力ごはん