■霧島便り14
【似て否なるもの】
同じような言葉
同じような文章にふれた時
「あーそれ知ってる」
「あー聞いたことある」
「なーんだ、そんなことか」と、
反応してしまう自分がいます。
しかし、しかし、
よくよく考えればわかることです。
発する側の質と
受け取る側の質。
その言葉を発するひとによって
与えられている意味も
奥深さも
価値も
尊さも
まったく違う
似て否なるものだと。
ましてや
咀嚼能力の低い
僕ごときが
「それ知ってる」
と思うことなど
傲慢
はなはだしい。
そんなときは
完全に「学ぶ姿勢」が
欠落し、退化していると気づき
愕然とするのです・・・
<(_ _;)>
「似たような表現」
を聞いただけで
手前勝手に
過去の自分の
狭い狭い経験の
延長線上に考え
汚れたフィルターの
掃除もできていないのに
ミソもクソも一緒にして
「あーそれ知ってる」と、
重要な情報やお言葉を
おもんばかることなく、
かる~く、扱かっちゃうわけです。
これぞ
究極の
忍法『知ったかぶり!すり替え自己都合の術!!』
またの名を!!
忍法『俺、それ知ってるも~ん!の術!!』
忍にんニンっ!
なんて
忍者ハットリくんの真似をして、誤魔化している場合じゃぁありません。
あー
やばぃ。
朝焼けの
お空には
十字が・・・
今日も
「ごめんなさい」で
一日がはじまるのです。
忍忍
木津龍馬 拝